日本ディープラーニング協会(以下、JDLA)のG検定(ジェネラリスト検定) 2021 #2(JDLA Deep Learning for GENERAL 2021#2)に合格したので、私が行った勉強方法をまとめたいと思います。ちなみに「2021 #2」というのは2021年の第2回試験という意味だそうです(出題範囲が変わる事があるので、試験年等を記載しているそうです)。
試験は2021年7月17日に自宅で受験しました。
試験の概要
| 受験資格 | なし |
| 試験時間 | 120分 |
| 実施概要 | 知識問題(多肢選択式・200問程度) オンライン受験(自宅受験) |
| 出題範囲 | シラバスより出題 |
| 受験費用(2021年7月受験時) | 一般:13200円(税込) 学生:5500円(税込) |
(公式サイトより)
G検定は、公式HPでは「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」となっています。文系出身の人でも合格している人もおり、理系じゃないからダメだ~と諦めるのはもったいないと思います。
実際に受験をしてみて、プログラミングをするような問題はありませんでした。ただ、数学が2~3問だけ出たので、その問題を完全に諦めるか、少し数学(統計、微分・積分、線形代数)の勉強をする必要はあるかなと思います(高校~大学で習う初歩の初歩レベルでした)。勉強時に使用した図書は記事の最後で紹介しています。
自宅受験なので、参考資料等の持ち込みもでき、受験時にネット検索などもできます。ただ、問題数が多いので、調べられる時間は少なかったです。
筆者のスペック
理系(機械系)の大学卒(30代)ですが、情報系(IT系)の知識は0でした。上記で述べた数学の知識も大学1年の時にやったかな?という記憶がある程度です。 仕事は事務系の職種なので、WordやExcelは使いますが…といった感じです。
勉強スケジュールと勉強方法(内容)
子どもが2人いるので、自宅での勉強はほぼできませんでした。しかも、合格率の高さから「どうせ、受かるだろ~」と舐めてました(のちに猛烈に後悔)。勉強開始は4月上旬~なので、勉強期間としては3か月半ですが、総勉強時間は50時間ほどでした。
試験3か月前~試験1か月半前まで
4月から6月の終わりくらいまでは1日20分ほど(帰宅時の電車の中でのみ)でした。試験をほぼ舐めてました。勉強内容はG検定公式テキストを一通り読むことに専念しました。
テキストの始めの方はAIの歴史から始まり、比較的読みやすかったのですが、途中からディープラーニングの内容が専門的で、読むのに苦労しました。
試験1か月半前~試験2週間前まで
これはヤバい!と思い、早起きして勉強時間(1時間)を確保するようにしました。また、公式テキストの2週目を読みつつ、試験用に内容をwordにまとめていきました。(試験は自宅受験で参考資料の持ち込み可なので、すぐに必要な情報を参照できるように対策しておいた方がいいと思います。)
持ち込み可とはいえ、全ての問題を調べていると、時間が足りないので、ある程度の暗記が必要になります。その為、まとめた内容を電車の中で読み返して暗記していきました。
試験2週間前~試験当日まで
この時期になると睡眠時間を若干削りつつ、平日は1時間半、土日は4時間ほどしていました。家族にも協力してもらい、何とか勉強時間を捻出しました。
また、この頃から寝る前のリラックスタイムにスマホを片手にG検定の合格体験記や、逆に落ちた人の記事を読んでいました。やはり、落ちた人は勉強時間が捻出できなかったという感想や舐めていたという感想が多かったです。合格体験記の記事では試験中のちょっとした工夫など真似できる部分は真似するようにしました。
試験勉強に「AI白書」は読んでおきたかったので、AI白書2020を注文していました。しかし、読まずにいて、この頃からAI白書を読み始めました。ただ、AI白書2020は500ページ近くあり、試験までに読み終わるのは無理と判断して、最新技術動向だけはしっかり読み、残りはサラッと読む程度にしました。
実際の試験には、最新の技術動向だけでなく、最近の法制度などのような事もでたのですが、AI白書を全て暗記する時間を使うくらいなら、G検定公式テキストの内容を暗記する時間にあてた方が得点はUPすると思います。
こんな内容がAI白書に書いてあったなぁくらいに覚えておいて、付箋を貼って、すぐに参照できるようにしておくのをオススメします。
また、AI白書を読むのと並行して、問題集も解き始めました。公式テキストには載っていないけど、試験には出るような内容も載っていたので、問題集も行うべきだと思いました。また、この問題集で知った内容はAIの現場でも使われている考え方だったりしたので、有益でした。
試験前日には問題集に収録されていた模試を、時間を測って解いてみました。結果は9割くらいの正解率で時間も30分程余ったので、明日の試験も受かったかな~と思っていました。
試験当日
まずはJDLAから案内を受けたサイトから受験環境の確認を行いました。本来であれば、受験申込の時に確認をした方がいいと思います。もし、不具合があった時の対応に時間がかかりますし、受験ができない!といった最悪の事態を避けれますし、、、
その後、wordにまとめた公式テキストの内容を見返しました。頭使いすぎて試験中に集中できないといった事を避けるために、かる~く見返す程度にしました。
そして、試験!
若干ドキドキしながら試験開始のボタンをクリックしました。試験が開始されると試験時間が表示されて2時間のカウントダウンが始まりました。試験内容の詳細は書けないのですが、事前に知っていた通り、4択でした。ですが、1択1択の文が長い問題が多いので、意外と読むだけで時間が取られます。
また、各問題にチェックを付けるところがあって、チェックをつけた問題は、後で問題を見返す時に役立ちます。ただ、問題にチェックがついているかどうかしかわからないので、どういった問題かというのは、試験中に紙などにメモをしておくと見返しやすいと思います。
公式テキストや問題集、AI白書の内容でだいたいカバーできているのですが、「ナニコレ…?」といった問題もちょこちょこでてきました。私は前日の模試の感覚から、「時間は余るし、わからない問題がでてきたら、ちょっと調べよ~」といった感じで進めました。
ただ、これが大失敗。試験時間の半分が過ぎた時点で、問題が4割程度しか解けていない。「これはヤバい!」と思って、方針を変え、わからない問題は解答せずにチェックをつけて、後で見返すようにしました。
(これも大失敗。時間が足りない時を考慮して、適当に仮で解答しておくべきでした。)
そして、試験終了5分前、なんとか最後の問題まで辿り着けました。ここから、チェックをつけた問題を見返すターンなのですが、チェックをつけた問題数が多すぎて、きちんと調べて解答する事ができたのは2~3問でした。未回答はしたくなかったのですが、結局10問ほどは未回答で時間切れになりました。
なので、これから受験される方はわからない問題もとりあえず解答しておいて、後から見返す方が気持ちに余裕を持てるかなと思います。
G検定受験後
絶対受かったという自信は0でした。思っていたより、わからない問題が多く、勘でこれかなと思いながら解答した問題が多かったので、受かる確率60%くらいかなといった気持ちでした。
受かったから、落ちたらからといって何か影響があるのかと問われれば、特になかったのですが、せっかく勉強したので、できれば結果として資格を取得したいなぁという気持ちでした。(と言いつつも、いかに今回得た知識を活かすかという事が大事で、色々と学べる事が多かったので、試験に落ちたとしてもいいじゃないかと自分に言い聞かせてました)
試験結果は12日後の2021年7月29日に受験申込時に登録したメールアドレスにメールで案内するとの事でした。
そして、7月29日当日、若干ドキドキしながら、いつメールフォルダを開けようかとしていました。お昼休みに我慢できず、携帯を確認してみると、朝の9:00ちょうどに送られてきていました。そして、メールを見てみると、「合格」の2文字が確認できました。
当然ですが、やっぱり落ちるよりも受かった方が嬉しいです。これから自分自身をアップデートし続け、知識・スキルを活かしていきたいとより一層思いました。

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