Pythonでの比較演算子>=と<=についてです。比較演算子の左側と右側を比べるものになります。この比較演算子を用いた式ではTrueかFalseの値しか返されません。
他の比較演算子は以下で紹介しています。


比較演算子>=の意味と使い方
演算子>=は、>=の左側の値が、右側以上であればTrueを、右側より小さければFalseを返します。
演算子の左側と右側が同じ場合
次のような場合、7は7以上なので、Trueを返します。
print(7 >= 7)
'''
【出力結果】
True演算子の左側が右側より大きい場合
次のような場合、7は6以上なので、Trueを返します。
print(7 >= 6)
'''
【出力結果】
True演算子の左側が右側より大きくない場合
次のような場合、8は9以上でないので、Falseを返します。
print(8 >= 9)
'''
【出力結果】
False>=を用いて文字列を比較する場合
文字の大小なんて比較できるの?となりそうですが、実際には文字の大小を比較しているのではなく、各文字に割り振られているUnicodeコードポイントという数字の大小を比較しています。Unicodeコードポイントはord()関数を用いて確認する事ができます。
Unicodeコードポイントについて(鋭意作成中です)
print("A" >= "a")
print(ord("A"))
print(ord("a"))
'''
【出力結果】
False
65
97AとaのUnicodeコードポイントがそれぞれ65と97で、65(A)>=97(a)となるので、Falseが返ります。(>=は演算子の左側と右側が同じかもしくは左側が右側より大きい場合にTrueが返り、演算子の左側が右側より大きくない場合はFalseが返ります)
比較演算子<=の意味と使い方
演算子<=は、<=の左側の値が、右側の値以下であればTrueを、右側より大きければFalseを返します。
演算子の左側が右側より小さい場合
次のような場合、8は9以下なので、Trueを返します。
print(8 <= 9)
'''
【出力結果】
True演算子の左側と右側が同じ場合
次のような場合、8は8以下なので、Trueを返します。
print(8 <= 8)
'''
【出力結果】
True演算子の左側が右側より小さくない場合
次のような場合、10は9以下でないので、Falseを返します。
print(10 <= 9)
'''
【出力結果】
False<=を用いて文字列を比較する場合
文字列としての数字も比較する事ができます。この場合もUnicodeコードポイントでの比較になります。
次の場合、1と2のUnicodeコードポイントはそれぞれ49と50なので、49(1)<=50(2)となりTrueを返します。
print("1" <= "2")
print(ord("1"))
print(ord("2"))
'''
【出力結果】
True
49
50比較演算子と変数を組み合わせた使い方
これまで、数値もしくは文字列の比較のみを紹介してきましたが、変数を比較することもできます。
比較演算子>=を用いた変数の比較(数値)
次のような場合、変数x、変数yと変数zの値がそれぞれ10、9と10なので、10(x)>=9(y)はTrue、9(y)>=10(x)はFalse、10(x)>=10(z)はTrueが返ります。
x = 10
y = 9
z = 10
print(x >= y)
print(y >= x)
print(x >= z)
'''
【出力結果】
True
False
True比較演算子>=を用いた変数の比較(文字列)
次のような場合、変数xと変数yの文字列がhensuとhensuuでhensuの部分まで同じなので、変数xの6文字目の「何もない」部分と変数yの最後のuを比較する事になります。その為、x>=yはTrue、y>=xはFalse、x >= zはTrueが返ります。
x = "hensu"
y = "hensuu"
z = "hensu"
print(x >= y)
print(y >= x)
print(x >= z)
'''
【出力結果】
True
False
True比較演算子<=を用いた変数の比較(数値)
次のような場合、変数x、変数yと変数zの値がそれぞれ10、9と10なので、10(x)<=9(y)はFalse、9(y)<=10(x)はTrue、10(x)<= 10(z)はTrueが返ります。
x = 10
y = 9
z = 10
print(x <= y)
print(y <= x)
print(x <= z)
'''
【出力結果】
False
True
True比較演算子>=を用いた変数の比較(文字列)
次のような場合、変数xと変数yの文字列がhensuとhensuuでhensuの部分まで同じなので、変数xの6文字目の「何もない」部分と変数yの最後のuを比較する事になります。その為、x <= yはTrue、y <= xはFalse、x <= zはTrueが返ります。
x = "hensu"
y = "hensuu"
z = "hensu"
print(x <= y)
print(y <= x)
print(x <= z)
'''
【出力結果】
True
False
Trueまとめ
>=と=<以外にも比較演算子はあり、種類、意味、例、評価結果は次のようになります。
演算子 意味 例 評価結果 > より大きい 100 > 10 True < よりと小さい 100 < 10 False >= 以上 2 >= 2 True <= 以下 1 <= 4 True == 等価(同じ値か) 6 == 9 False != 非等価(違う値か) 3 != 2 True

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